ベルギーもこれで最後。明日にはまたロンドンへ戻る。ブリュッセルでやり残してることは・・・ということで、まずは王立美術館。
ホテルで朝ごはんを食べてから駅でBeersel までの電車の時間をチェックして、王立美術館へ。雨の中、開館の10時までちょっと入り口前で待つ。開館待ちの人は他にもちらほらと。マグリット美術館は前回行ったので、今回は無し。というかメイン部分ももう何度も行ってるんだけど。改めてブリューゲルとルーベンスを見たくなったので。お墓参りもしたし。 ルーベンス、でかい。よくこんなでかい絵を狂いなくバランスよく描けるものだなぁと、少し離れたところから見て堪能する。ここにはルーベンスの大作7点が展示されている部屋があって、椅子が置かれていて、人もちらほらとしか来ないので、ゆっくりじっくり見れていい。ルーベンスの絵はこてこてというか豪華絢爛というかとにかくずっしり、どや!どや!と迫ってくる勢いなので、ある程度距離を取って見る方が好き。それから、ブリューゲルもいっぱい、たっぷり。見れば見るほど面白い。他にも、ボス、クラナッハ、ヨルダンス、ダヴィッドなどなど。 一通り見て、あれ?これだけだっけ?と思ったら、近代部門が工事中で閉鎖してた。クノップフやデルヴォーが見れなかったのは残念。 美術館を出て、電車で Beersel へ。ブリュッセルからは HAL乗り換えでだいたい40分ぐらい。12時過ぎに着いて、よーし 3 Fonteinen のレストランで食べるぞー!と思ってたら、休業中(夏休み?)。 ドアの貼紙(写真)の「Jaarlijks verlof」「Conge annuel」はそれぞれオランダ語・フランス語で”年次休暇”。ショック。ここの料理と、ここで飲めるドリフォンの樽生ビールが楽しみだったのに・・・このためにベルギーに来たと言っても嘘ではないぐらいなのに。まぁ事前に調べとけよって話だけど、それにしてもショック。 まさか醸造所のショップも休みなのでは・・・と不安を感じつつ、行ってみると、前(2010年時点)にショップだった場所はしっかりシャッターが(写真奥)。がっくりしつつもふと別の建物に目をやると(写真左手)、そっちがショップっぽい。ドアは開いてはいないけど、鍵はかかってなく、思い切って開けてみたら、間違いなくこれはショップ!人はいないけど! どうしようかなぁととりあえず中に入ってみていたら、アルマンと奥様が出てきてくれて、いろいろ教えてくれて、いろいろ買い込んだ。中には日本のブリュセレンシスのポスターが貼られていて、嬉しかった。話もこれで一盛り上がり。あー、ショップまで休みじゃなくてよかった! ホテル(ブリュッセル)へ戻り、買い込んだビールを置いてから昼ごはんへ。ドリフォンで食べるつもりだったから、さて、どうしよう。そういえばムール貝食べてないねってことでシェ・レオンへ。 通されたのは賑やかなテラス席。料理はムール貝のフライと、ブイヤベース風。どちらもおいしくて、量もほどほどで満足。フライのムール貝は小粒でもりもり食べられちゃうし、鍋は野菜やムール貝以外の魚介もたっぷりで飽きない。ビールはお店の名前がついたもの。まぁまぁ普通においしいブロンド。ムール貝とのマリアージュはあまり考えられてないかな。(最近このビールはブラッセルズ系列に入ってますね) それから、今までも気になっていたけど行きそびれていたウィタメールへ。ずっと気になっていたホットチョコレート。濃い。とにかく濃い。カカオが濃いというより、チョコとして濃い。おいしいんだけど、もうちょっと薄くてもいいな。たっぷりの生クリームと、チョコがついてきます。 店を出たら雨。傘をさして移動、でもわりとすぐ上がる。ぶらぶら歩いてサン・ミッシェル大聖堂へ。何度も前を通ってるけど入ったことがなかったのを思い出して。中の白い石像たち(12使途らしい)は、皆一人一つ金色の道具を持っている。それぞれ、おそらくその人を表すものを。地下に入ると大聖堂の基礎を見ることができて面白い。うーん、なかなか素敵、と思っていたらもう閉館(閉堂?)で、はいはいはいっという感じであっという間に皆追い出された。さすが、追い出し方が手馴れてる。 それから証券取引所近くの聖ニコラス教会も見て、スーパーをまわって、ホテルへ。明日の移動に向けて、一旦荷造り。連れは一旦買い物に。ちょっと疲れたので、一人でホテルでぼーっとする。19時頃。 気が緩んでしまって、もうホテルでごろごろしてればいいやーなんて思うものの、いやいやベルギー最後の夜なんだから!と自分に言い聞かせて、20時前にまた外へ出る。Beer Planet、Beer temple も見納め(買い納め)。 夕飯は軽めで、食べ損ねていたケルデルクのホワイト・アスパラ・・・と思ったら、満席だったのでとりあえずリトル・デリリウムへ。モンゴソ・ココナッツ(樽)を飲む。これはやっぱり樽で飲むのが爽やかでおいしい。連れは5日目に飲めなかったルルの「CUVEE XII ANNIV.」。これもおいしかった。 一杯飲んで、またケルデルクへ。上の階に行くように言われ、行ってみたら入れた。上の階は初めて。地下とは雰囲気が違って明るくさっぱりとしたレストラン風。 目的のホワイト・アスパラ、フランダース風とヴィネグレットソースのを食べる。細いのがちょっと残念だったけど、おいしかった。それから店名がついたビール。これ、あることは知っていたんだけど地下の店のメニューではよく分からなくて注文できずにいたのです。味はすっきりとおいしいアンバー。奇をてらっていないというか、クセがなくて、ちゃんとおいしくて、いい。好き。 グラン・プラスに出たら馬がいた。いや、馬に乗った警官が。広場の建物とマッチして、素敵。空の色も。 もうちょい何か食べるかーってことで、これまた今回食べそびれていたワッフル。ホテル・ノボテル向かいの角のワッフル屋で、リエージュ風とブリュッセル風を一つずつ。皆ものすごいクリーム・チョコレート・フルーツのトッピングだったけど、そのままで食べたくてトッピング無し。店員のお姉さんに驚かれた。でもプレーンでもおいしい!リエージュ風はもちっと重めで甘め、少ししょっぱさあり。ブリュッセル風は軽くてサクサク、生地には味付けなし、粉砂糖をかけて甘味付け。 ギャラリー・サン・チュベールへ行って、気になっていたネックレスを買う。コルネでチョコも。 そういえばアラベカスも今回まだ行ってないねぇ、ってことでアラベカスへ。 Lambic Blanc は少し乳酸菌な感じでクリーミー。Lambic Doux は甘くて酸っぱくておいしい。 アラベカスを出たらやっと暗くなっていたので(22時半頃)、夜景を撮りにグラン・プラスへ。それからデリリウム・カフェ(リトルじゃないほう)の通りへ行ってみたけど、すごい人!夜というだけでなく金曜日だしね。カフェの中も見てみて、飲むのはあきらめる。 ホテルで部屋飲み。シメイ・ブラック。ブロンド、特徴は無いけど、まぁまぁ。持って帰るほどではない。ブリュッセル・コーリングは濃い。苦味もビール味も。JAMBE DE BOIS はさっぱり。苦くておいしいかな。グーデン・ドラークの9000。甘い。アルコール感強し。うーん、微妙。コンディションのせいかも? 荷造りをして、24時ぐらいに寝る。他にも行きたかった場所・お店はいっぱいあるけど、ベルギーはこれでおしまい!明日はまたロンドン。 3 Fonteinen >>> Proef 3 Fonteinen >>> 【ratebeer】3 Fonteinen, Beersel Chez Leon >>> Chez Léon >>> 【ratebeer】Chez Léon, Brussels Beer Planet >>> Beer Planet BEEReSHOP >>> 【ratebeer】Beer Planet, Brussels 'T KELDERKE >>> Bienvenue - 't Kelderke A La Becasse >>> A La Becasse Café Restaurant >>> 【ratebeer】La Becasse, Brussels Little Delirium , Delirium Café >>> Delirium Village >>> 【ratebeer】Little Delirium Café, Brussels >>> 【ratebeer】Delirium Café, Brussels
by ni_ko_mi
| 2012-09-30 22:00
| ベルギーのビール
|
by nikomi(marinji) (マリコフ)
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