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レッドビール祭
8月はトラピスト巡礼の他にレッドビール祭でもありました。
ベルオーブ系列でのレッドビールウイーク、そしてフリゴ系列ではデュシャスの樽。
飲むことができたビールを振り返ります。

まずは投稿済みの Rodenbach Grand Cru DUCHESSE DE BOURGOGNE


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Rodenbach Classic(5.0%、Rodenbach(PALM))
樽です。酸味が出ておらず、やや拍子抜け。ただ酸味が弱い分、その他の風味の部分が感じられて面白かった。爽やか。葡萄の果実・皮のようなフルーティな風味、ほんのりとしたオーク樽の渋味。これはこれで面白いなぁと思いつつ、3日後ぐらいには酸味が出てるだろうか?と思った。ベルオーブ六本木にて。

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Vichtenaar(5.1%、Verhaeghe Vichte)
続けてヴィヒテナール樽。やっぱりヴェルハーゲ(醸造所)、と思う甘酸っぱさ、風味。でもデュシャスと違うのはどこなのか?味の濃さ?ヴィヒテのの方が軽いというかさっぱりしている印象。飲み比べたい、ってことで後で飲み比べます。


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Duchesse de Bourgogne(6.2%、Verhaeghe Vichte)
巡礼の Westvleteren 8 の後に。樽らしい軽さで、あまずっぱー、うまー、な感じ。もはや定番かな。ヒューガルデン的な。ほんのり渋味があって、葡萄っぽい風味もあって、おいしい。フリゴ・エストにて。

この時彼が Rodenbach Grand Cru の小瓶を飲んだので少しもらいました。樽よりも酸味が落ち着いていて深みが出ていておいしかった。樽のフレッシュな切れ味鋭い酸味も好きです。


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Rodenbach Classic(5.0%、Rodenbach(PALM))
味が変わってるかしら?と4日後に。あまり変わらなかったですね。酸味は同じ、弱めです。その分、酸味以外の風味がはっきりして面白い。甘味はほんのり程度。一杯飲んで、別のもの飲んで、また飲んでおこうと頼んだらグラス半分で樽が終了。というわけで底の部分も飲めたんですが、あまり違いは無かったです。少し落ち着いてる感じはありましたが。

ちなみにこの写真のグラスは caves のもので、Rodenbach Classic の専用グラスはこちら



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Duchesse de Bourgogne(6.2%、Verhaeghe Vichte)
Vichtenaar(5.1%、Verhaeghe Vichte)
caves(5.8%、Verhaeghe Vichte)
DCRでヴェルハーゲ祭。後は Queue De Charrue Brune があれば完璧だったんですが、一杯目のデュシャス樽のグラスでの登場のみ。残念。それはともかく、やってみたかった飲み比べです。やっぱり味の方向性は似ているんですが、味の濃さは デュシャス>ヴィヒテ>ケイブス。デュシャスは樽でも濃いですね、比べると。ややまったり、しっとり。ヴィヒテはさくさく飲むのにちょうどいい軽さ。どちらも渋味がアクセントでおいしい。ケイブスは色も味も軽いけど、酸味は目立ってました。甘味弱め。


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Felix Speciaal Oudenaards(5.8%、Verhaeghe Vichte)
おまけにもう一種。元々はフランダースブラウンビールなのだそう。醸造所の廃業に伴い、ヴェルハーゲで醸造されることになったそうです。写真だと分かりにくいと思いますが、レッドビールは色に赤みがあるのに対し、こちらは純粋に茶褐色。酸味は弱く、香ばしさと甘味がありました。


追加。
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Vichtenaar(5.1%、Verhaeghe Vichte)
DCTにて。やっぱりなんというか、おいしいですね。今の暑さにはちょうどいい濃さ(薄さ)だと思います。麦のふくよかな香ばしい風味、渋味、甘味、酸味、レッドビール万歳。
  
by ni_ko_mi | 2009-08-30 08:19 | ベルギーのビール
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