ハンセンスのフルーツもの。ブラッセルズで偶然一緒になったビア友と祭ってきました。
写真左から、ラズベリー、カシス、苺(Hanssens Lambic Experimental Raspberry , Experimental Cassis , Oudbeitje)。どれも分かりやすい甘味は無し。ランビックの酸味と果物の風味。香りからすごくて、注いだ瞬間にぶわっと香ります。 味は、カシスがとにかくおいしい(好み)。酸味はちゃんとあるんだけど、あまり目立たずに、まろやかで、渋味があって、赤ワインを思い出す味。麦より果実が勝る感じといいますか…。ラズベリーと苺は麦・ランビック分が勝っていて、口の中がキュッとなって喉が少しイガっとする酸味が。それでもラズベリーはわりと逃げ足が速いというか、酸味が後に引かないんだけど、苺の方はしっかり酸味が刺してくる。そして両方とも、果物の風味の出方はフルーツフレイバーの紅茶に似ている気がします。イメージする味の少し遠くにいる感じ。紅茶の場合は砂糖を足すとぐいっと近くなるんだけど、これはどうでしょうね。もったいなくて足せないけど。そしてそれぞれ時間の経過とともに味がまろやかになっていきました。 最後にスカルベーククリーク(Hanssens Oude Schaerbeekse Kriek)。さくらんぼ。これがまたびっくりなおいしさで!上の三種もおいしいしすごいと思うのに、さらに上。倍率ドン、さらに倍!的な。ちょっとね、笑っちゃうおいしさですよ。果実味溢れて溢れて果実酒なんじゃないかって感じだけどランビックとしての酸味・複雑味もあるように思うし、赤ワインのようだし梅酒のようだし、でもビールだし。ちゃんと炭酸を感じるし。とにかくおいしかった。ちょっとお高いんですが。 たいへん楽しゅうございました。
by ni_ko_mi
| 2017-03-02 22:43
| ベルギーのビール
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by nikomi(marinji) (マリコフ)
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